悲しみよりもっと悲しい物語

イントロダクション&ストーリー

孤児として育ったケイ(クォン・サンウ)と、事故で家族を亡くしたクリーム(イ・ボヨン)。学生時代に出会ったふたりは、やがて孤独な心を重ねるように同居を始める。毎日食事を共にし、悩みを打ち明け、恋人でもなく家族でもない特別な関係となったふたり。だがケイは、自らの体が不治の病に侵され余命わずかということを隠し、自分の代わりにクリームを一生愛する男が現れることを願っていた。そんなある日、クリームはジュファン(イ・ボムス)という男性と出会う……。

コラム・見どころ

互いに愛し合いながらもすれ違う男女と、ふたりの間に現れた男―それぞれの“愛の形”を描いた感動のラブストーリー。<天国の階段>(03)以降、韓流スターとして絶大な人気を誇るクォン・サンウが、不治の病に侵されながらも“無言の愛”に生きる主人公ケイを、清純派から悪女まで幅広い役柄を披露してきたイ・ボヨンが、ケイの愛を一身に受けながら自身もまた“盲目の愛”を注ぐクリームを愛くるしい演技で熱演。そこに<外科医ポン・ダルヒ>(07)などを通じ演技派として評価も高いイ・ボムスが加わり、ふたりを揺さぶる静かな“無償の愛”を見せていく。監督は、これまでに主に詩人・作詞家として活躍を続けてきた新人ウォン・テヨン。詩的な映像と印象的なセリフを重ね、「愛とはどうあるべきものなのか?」という問いへのひとつの答えを示していく。監督自らが手がけた脚本に魅了された主演3人が、自身の出演料を全額制作費として投資したことも話題を呼んだ。

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