少林キョンシー

イントロダクション&ストーリー

舞台は清の時代。迷える霊を成仏させ、転生させる《往生道》を極めようと日夜修行を続ける白道士(ゴードン・リュウ)は弟子の白日(ジャッキー・ウー)と白天(シー・シャオフー)、そして8体のキョンシーと共に旅を続けていた。

ある夜、一行は街道沿いのある料理店に立ち寄るが、そこは死霊たちが通りかかった生者を魔界に引き込もうと罠を張る死霊飯店。白道士が死霊たちの偽装を見破ると、店にいた客も店員も腐乱した本当の姿を現わして一行に襲いかかる。白道士達が窮地に追い込まれた絶体絶命のその時、かつて白道士の兄弟子だった黒道士(ルイス・ファン)とその女弟子、黒月(シャノン・ヨー)が現われ、死霊たちの魂を抜き取り、次々と消滅させ去っていく。

実は白道士と黒道士は、かつて共に同じ師の下で道教の教えを学んでいたが、後継者巡りのいざこざから対立していた。その大きな違いは白道士は霊を成仏させようというのに対し、黒道士は霊を消滅させていくという部分にあった。

ある日、黒道士は立ち寄った村の外れにかつて大軍を率いた将軍の魂が眠っていることを知る。黒道士はその墓をあばき、強力な魔力が得られるという石を盗み出す。その時、眠っていた将軍は現世を暗黒へと変える力を持ったキョンシーとなって復活し始めていた。

コラム・見どころ

2003年『少林サッカー』、2004年『カンフーハッスル』に続く2005年、香港映画界が世界に放つ、さらに過激で、さらにありえない究極のアクション・エンターテインメント『少林キョンシー』。

キョンシーというと、約20年前に劇場公開された『霊幻道士』をきっかけに、美少女テンテンが活躍した『幽幻道士』が当時の小学生の間で爆発的なブームを巻き起こした。キョンシーという言葉を聞いて「懐かしい!」と思う人もたくさんいると思う。両手を前に突き出して、両足でジャンプする姿は誰しもが真似をしたのではないだろうか。

劇中ではCGやワイヤーアクションがふんだんに取り入れられていて、昔テレビや劇場で見たそれとはまた違ったテイストのキョンシー作品が楽しめる。もちろんおなじみの動作やアイテム(お札や木の剣)も健在で、昔ながらのファンも楽しめ、キョンシーを知らない世代の若者にも新鮮なおもしろさを感じられるはず。

出演は、正義の白道士にクエンティン・タランティーノ監督『キル・ビルvol.1』『キル・ビルvol.2』でも華麗なカンフー・アクションを披露した『少林寺三十六房』のカリスマ・カンフースター、ゴードン・リュウ。対する悪の黒道士には欧米でも熱狂的な人気を誇るカルト・カンフー映画『力王』や『野獣特捜隊』などの人気アクションスター、ルイス・ファン。そしてフィリピンでアクションスターとして活躍するジャッキー・ウー、紅一点女性アクションスターとして売り出し中の『超酔拳』のシャノン・ヨーといった顔ぶれである。

監督は数多くの作品で武術指導を手掛けてきたベテラン・アクション監督で『アルティメット・バトル 忍者VS少林寺』、『テラコッタ・ソルジャー』などの鬼才ダグラス・クン。作品は世界最高のアクション監督ユエン・ウーピン(『マトリックス』、『キル・ビル』シリーズ)率いるウーピン・クリエイティブ・チームと『酔鶴拳マスター』『激突!少林拳対忍者』などの往年のカンフー・アクトレス、シャロン・ヤンのパン・パン・プロダクションにより共同製作されている。今年の年末にはパート2の製作開始も決定している。

なお、本作は本国や欧米で公開およびDVD発売されている94分バージョンよりも28分長い世界初のオリジナル完全版(122分)での上映となる。

キャスト・スタッフ

出演:
ゴードン・リュウ/ルイス・ファン/ジャッキー・ウー/シャノン・ヨー/キット・チャン
監督:
ダグラス・クン
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