敗者復活戦

イントロダクション&ストーリー

動物園で獣医をしているミンギュ(チャン・ドンゴン)の元に見知らぬ女が現れ、恋人のファヨンが浮気していることを告げる。彼女はウネ(キム・ヒソン)。実はファヨンの浮気相手はウネの恋人のジヌだったのだ。ウネはミンギュに一緒に復讐しようと強引に迫る。ジヌの車に傷をつけたり、マンションの非常ベルを鳴らしたりと初めはあまりにも強引なウネのやり方にあきれていたミンギュだったが、失敗しては落ち込み、そしてまた行動するウネから目が離せなくなる。そして純粋で真っ直ぐな彼女の気持ちに触れ、少しずつ彼女への恋心が芽生えてくる。ミンギュはなんとかか彼女の復讐をやめさせようとするが…。

コラム・見どころ

『ブラザーフッド』『サラン〜LOVE』のチャン・ドンゴンと『ホワイトクリスマス恋しくて、逢いたくて』のキム・ヒソンが贈るロマンティックラブストーリー!チャン・ドンゴンにとっては、銀幕デビュー作であり、この作品で第18回(1997)青龍賞新人男優賞を受賞している。

チャン・ドンゴン&キム・ヒソンという美男美女が演じるコメディタッチのラブストーリー。けっして目新しいとか意表をつかれるとかという展開はないが、演出に無駄や嫌味がなく、最後まで飽きることなく楽しめる。ウィットの利いた会話も心地よく、わざとらしくない。そのせいか、振った相手が一方的に悪い、振られて可愛そうというのではなく、ミンギュとウネが何でこんなことになっちゃったんだろうと悩み、自己嫌悪に落ちながらも何とか解決しようとする気持ちが、観ている側にもしっかり伝わってくる。といっても、そこに重苦しいさやまどろっこしさはない。例えば、婚約指輪を突っ返されたミンギュが同僚から「恋人に指輪を贈ろうと思うのだけどどう思う?」と聞かれ、「大きくかさばらないものがいい。小さいと返されてしまうから」と何気なく即答しているシーンには笑ってしまった。

チャン・ドンゴンは思いやりのある好青年を好演。過激な行動をするウネや嫌味なファヨン、自分勝手なジヌという、周りの人物の濃さを程よく薄めてくれるような役割をしていて、この映画を観てその爽やかさに新たファンになる人も多いのではないだろうか。一方のキム・ヒソンも一歩間違えればストーカー?と思えるような行動に出るウネ役を持ち前の美貌と魅力たっぷりに可愛らしい魅力たっぷりに演じている(彼女の仕返しの方法も本当にすごい。大笑いします)。

動物園や美術館、海などロケーションも美しく、そちらも楽しめる。主演2人のファンはもちろん、そうではない人でも、恋愛映画、デート・ムービーとして充分楽しめる映画だ。

キャスト・スタッフ

出演:
チョ・スンウ『ラブストーリー』『H』/キム・ミスク/イ・ギヨン『黒水仙』
監督:
チョン・ユンチョル
脚本:
ユン・ジノ、ソン・イェジン、チョン・ユンチョル
撮影:
クォン・ヒョクジュン
照明:
イ・ジェヒョク
編集:
ハム・ソンウォン ナム・インジュ
音楽:
キム・ジュンソン
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