シングルス

イントロダクション&ストーリー

突然恋人から別れを告げられた上に、子会社への出向を命じられたデザイナー、ナ・ナン(チャン・ジニョン)。恋に奔放なキャリアウーマン、イ・ドンミ(オム・ジョンファ)。ルームメイトで純朴青年ジョンジュン(イ・ボムス)。ある日、ふとしたことからドンミとジョンジュンは、一夜を共にしてしまうのだが…。

コラム・見どころ

鎌田敏夫の「29歳のクリスマス」を原作に、 男女4人の恋愛を描いた都会派ラブドラマ。
山口智子、松下由樹、柳葉敏郎主演で1994年に放送されたドラマ<29歳のクリスマス>の韓国版。K-POPの女王、オム・ジョンファと数々の映画賞に輝く女優チャン・ジニョン共演。ソウルを舞台に、30代を目前に控えた若者たちの人生をコミカルに描く。

この作品は気軽に楽しめるので、韓国ドラマは見ているけど、映画はまだ見たことがないという人にもおすすめだ。
日本版では山口智子が演じた役を、チャン・ジニョンが演じているのだが、これがすごくハマっていたし、キュートでかわいかった。そしてなんといっても、イ・ボムスがよかった。彼は、「韓流シネマフェスティバル2005」で上映されるものだけでも、かなりの作品に出演しているが、それぞれ全く違うタイプの役柄を演じている。特に、本作のジョンジュン役(日本版では柳葉敏郎が演じた役)は、髪型やメガネのせいもあるとは思うが、イ・ボムスだとわかっていても、『アナーキスト』や『ジャングル・ジュース』に出ているあのイ・ボムスとは思えなかった。

ドンミ役(日本版では松下由樹が演じた役)のオム・ジョンファは、そう思って見たからかもしれないが、時々松下由樹に見えてしまうくらいイメージがあっていた。私は日本版を見ていたのでつい比べてしまったが、日本版を見たことがある人もない人も、原作が日本のものだということなども関係なく、韓国の若者たちの物語として楽しめる作品だ。

日本版で仲村トオルが演じたと思われる役(スホン)をキム・ジュヒョクが演じているのだが、これはキャラクターの設定をかなり変えてあると思う。でも、キム・ジュヒョクが演じたスホンは、ちょっとオヤジっぽいところもあり、それほどカッコイイわけではないが、思いやりのあるやさしい男だという感じがうまく表現できていてよかった。彼は、2004年に韓国で公開された『どこかで誰かに何か起こればすぐに現れる洪班長』という作品でも注目されていたので、今後の作品にも期待したい。

キャスト・スタッフ

出演:
チャン・ジニョン『菊花の香り~世界でいちばん愛された人』 オム・ジョンファ『情愛』 イ・ボムス『オー! ブラザーズ』 キム・ジュヒョク「YMCA野球団」
監督:
クォン・チリン
原作:
鎌田敏夫「29歳のクリスマス」
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