ワイルド・カード

イントロダクション&ストーリー

地下鉄の駅で一人の女性の変死体が発見される。現場に駆けつけた3人の刑事たちに何か訴えるように見開かれた彼女の瞳。そのまぶたをそっと閉じる殺人課の若手刑事ジェス(ヤン・ドングン)は犯人逮捕を心に誓う。故人への敬意と犯人に対する憎しみを胸に彼らの厳しい捜査が始まった…。

コラム・見どころ

ホンモノ感溢れる、刑事アクション! 若手注目株ヤン・ドングン主演の韓国160万人動員のヒット作。
俳優とラッパーというふたつの顔を持ち、韓国で若者に絶大な人気を誇るヤン・ドングンが挑んだ本格的刑事アクション。殺人課で働く6人の刑事たちの日常を人間味溢れたタッチで描き、同時期に公開された『殺人の追憶』とともに大ヒットした。

本作の主要な登場人物の中には、正直なところ、"イケメン"は1人もいない。 しかし、みんなそれぞれ味のあるいいキャラクターであり、俳優たちはそれをうまく演じている。特にジェスを演じたヤン・ドングンは、どう見ても犯人役の方が似合いそうなルックスなのだが、ストーリーが進むにつれてなんとも魅力的に見えてくるのだ。捜査の合間に描かれるジェスの"恋模様"も、犯人を追っているときとは別人のようで、カワイイとさえ思えてしまう。上司と部下の関係、先輩と後輩の関係、刑事の妻という立場・・・など、殺人課で働く刑事たちの日常が人間味溢れるタッチで描かれていて、日本でいうなら『踊る大捜査線』のようなイメージで楽しめる作品だ。

個人的に気になったのが、オ刑事がいつも歌っている「百万本のバラ」という曲。ドラマ『北の国から』で、正吉が蛍に黄色い花を贈り続けたときにかかっていたときも印象的だったが、今回も頭から離れなくなってしまった。『北の国から』などでこの曲を存知の人は、ぜひ韓国語版もお聞き逃しなく。

脇を固める役者たちの"小技"も楽しく、出番はほんの少ししかないのだが、張り込み中に出前を届ける配達人役のハン・シンシクなどが印象的。ジェスが想いを寄せるカン・ナナ役のハン・チェヨンはとてもキレイで、"美女と野獣"的な組み合わせの恋のゆくえも気になるところ。

キャスト・スタッフ

出演:
ヤン・ドングン『風のファイター』『ホワイト・バレンタイン』
チョン・ジニョン『約束』『ガン&トークス』
ハン・チェヨン
監督:
キム・ユジン『約束』
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