ライターをつけろ

イントロダクション&ストーリー

無職の男ボング(キム・スンウ)は、軍の予備訓練の帰り道にソウル駅で唯一の持ち物であるライターを置き忘れる。それを拾ったギャングのボス、チョルゴン(チャ・スンウォン)は列車に乗り、ライターを取り戻したいボングもその後を追う。だがチョルゴンはその列車を国会議員脅迫のためにハイジャックしようとしていた…。

コラム・見どころ

ソウル発釜山行き──<ホテリアー><新貴公子>で人気のキム・スンウが 挑んだノンストップ・トレイン・アクション! 130万人動員した韓国初の列車アクション・ムービー。
キム・スンウが15年間無職の情けない男を、列車ハイジャックを企てるクールなヤクザを最近公開作が続けてヒットを飛ばしているチャ・スンウォンが演じる。

本作でキム・スンウが演じるボングは、「トロいボング!」とからかわれてしまうような情けない男。
でも彼が演じると、なんだか応援したくなってしまうから不思議だ。

韓国では約2年間の兵役を終えても、その後数年間は、年に何度か予備軍訓練に参加しなければならないそうだ。だからボングは、「(お金がないせいで)訓練に参加できないと、告訴されちゃうよ!」と泣きそうになりながら親に訴えていた。

そんなボングは子どもの頃から変わった少年で、"おでこ"で落花生を割って楽しんでいる回想シーンがあるのだが、このシーンが後で重要な意味を持ってくる。チャ・スンウォンが演じたヤクザのボス・チョルゴンは、どう見ても、あまり頭がよさそうには見えない。そのせいか、子分たちもなんだか頼りない男ばかりだ。

そんな個性的な組員たちや、不幸にも列車に乗り合わせてしまった乗客たちの様子がコメディタッチで描かれており、最悪のラストは迎えないだろうと予想できるものの、ラスト数分はけっこうハラハラドキドキしてしまった。
議員役で出演しているパク・ヨンギュは、『新・貴公子』でスジン(チェ・ジウ)の叔父役だったので、スンウファンにはお馴染みだろう。「韓流シネマ・フェスティバル2005」で上映される『人生の逆転』でスンワン(キム・スンウ)の親友・テソク役を演じていたカン・ソンジンが、ボングもウンサリするぐらいよくしゃべる男の役で出演しているので、彼との絡みにも期待しよう。

本作が監督デビュー作で、同じくキム・スンウ主演の『吹けよ春風』も手掛けているチャン・ハンジュン監督は、ボングの噂話をあちこちに言いふらすヒチャン役で同窓会のシーンに登場している。

キャスト・スタッフ

出演:
キム・スンウ『イエスタデイ 沈黙の刻印』
チャ・スンウォン『リベラ・メ』<ボディガード>
監督:
チャン・ハンジュン
脚本:
パク・チョンウ
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