誰が俺を狂わせるか

イントロダクション&ストーリー

作家を志しているジョンドゥ(イ・ビョンホン)は、文学賞に応募するが6回も落選。
恋人ジュヨン(チェ・ジンシル)は彼の無能さに呆れるばかりだ。ジョンドゥはふられることを恐れ、ジュヨンとの結婚のために作家の夢を諦めて、製薬会社の営業職に就く。ある日、会社の異動でジュヨンはジョンドゥの働く部署に彼の上司として異動してくる。

同僚はジュヨンの有能ぶりに感銘を受ける一方、ジョンドゥは無能の烙印を押される始末。危機に陥ったジョンドゥは、軍隊の訓練でライフル銃を持った途端、何かがはじけた。ジョンドゥが銃を片手に向かった先は…?

コラム・見どころ

1995年第6回春史映画芸術賞 男子新人演技賞(イ・ビョンホン) イ・ビョンホン映画主演デビュー作。仕事も恋も苦手… 情けないけど憎めない不器用な男の生き様を描いた青春コメディ。

当時、TVドラマ界で青春トップ・スターとして人気を得ていたイ・ビョンホンが25歳にして映画俳優の道を歩み始めた記念すべきスクリーン主演デビュー作。当時、韓国で最も人気を集めていた女優チェ・ジンシルを相手役に、屈折した文学青年を演じ、これまでの爽やかな青年像とは180度違った姿をみせた。

眼鏡姿で仕事も恋もうまくいかない不器用な男の生き様を、軽快なテンポで描いたコメディ。コミカルな演技と真面目で一途な眼差し…今や、アジアを代表するトップ・スターに上りつめたイ・ビョンホンの初々しい演技は必見!

イ・ビョンホンが25歳にして映画俳優の道を歩み始めた、記念すべきスクリーン主演デビュー作の青春コメディ。

本作でイ・ビョンホンが演じるジョンドゥは、とにかく何をやってもうまくいかない情けない男。あそこまで女性に相手にされないビョンホンなんて、他の作品ではあまり見られないだろう。だからというわけではないが、恋人のはずなのに、あんなにもジュンドゥを相手にしないジュヨンには共感できなかった。

ジュヨンはセクシーで、仕事ができる女性という設定なのだが、それ以外に魅力的なところがあまり描かれていなかったのが残念だ。そんなジュヨンや同僚たちのせいで、だんだん追い詰められていくジョンドゥを、ビョンホンはとても上手く演じている。「えっ! ビョンホンがこんなことまでしちゃうの?!」と思うような、かなり恥ずかしいシーンも登場するのだが、そんなところからも彼の"役者魂"を感じることができる作品だ。

監督は、本作がデビュー作のク・イムソ。ジュヨン役を演じたのは、ドラマ『星に願いを』のヨニ役などで知られるチェ・ジンシル。なにはともあれ、第6回春史映画芸術賞男子新人演技賞も受賞している、イ・ビョンホンの初々しい演技を堪能しよう。

キャスト・スタッフ

出演:
イ・ジョンドゥ/イ・ビョンホン『誰にでも秘密がある』『純愛中毒』 キム・ジュヨン/チェ・ジンシル<星に願いを>
監督:
ク・イムソ
脚本:
ヒョン・ナムソプ/ク・イムソ
製作:
芸映プロダクション/パク・チャンフン
撮影:
チョン・グァンソク「初恋死守決起大会」『ジェイル・ブレーカー』
編集:
キム・ヒョン『大統領の理髪師』
音楽:
ソン・ジェイル
照明:
シン・ハクソン
美術:
チュ・ユンサム オ・サンマン
  • コメント

一覧へ戻る