ハイキックとは
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06〜07年にかけて、韓国のお茶の間に笑いと涙の"ハイキック"旋風を巻き起こした大ヒットシチュエーションコメディ『思いっきりハイキック!』。
3世代同居一家を舞台に、ぶっとび家族の"笑える"日常を描き、平日夕方の放送枠では異例の最高視聴率27.7%を記録した話題作だ。へそ曲がりの家長に始終叱りとばされる家族。有能な嫁とお手伝いあがりの姑のバトル、デキのいい兄vsイケメン落第生の弟のコンプレックス対決など、他人にはちょっと見せられない、でも誰もが身に覚えのある家族の光景をちょっと(かなり?)膨らませ、笑いに昇華させる手腕は、大ヒットシットコム『順風産婦人科』を生み出した監督&脚本家コンビならでは。 また、イ・スンジェやナ・ムニという名優たちの体を張ったコメディ演技も見もので、バカバカしくも痛快な一家のやりとりに夢中になってしまうこと請け合いだ。が、単なるコメディと侮るべからず。
笑いの中にも、家族ならでは温かなエピソードを織り交ぜ、時折ホロリとさせられるのが心憎い。 さらに、爆笑エピソードと並行して進む恋物語が秀逸。出戻り次男とその前妻、同僚教師の三角関係、叔父と担任教師の恋愛模様を切なく見つめる甥っ子高校生が絡むメロドラマに、最後は「コメディなのに泣けちゃう!」ってことに。これに、謎の隣家のミステリも加わり、どんどん目が離せない展開となっていく。そして、忘れちゃならないのが、イケメン兄弟を演じたチョン・イル、キム・ヘソンら若手スターの好演。青田買い作品としても星五つです!★★★★★


ソウルに住むイ一家は、漢方院を営む家長のスンジェを中心に、妻で大食漢のムニ、株式投資家の長男ジュナと漢方医の嫁ヘミ、その息子達でイケメン高校生兄弟ミノとユノの3世帯家族だ。結婚して家を出た体育教師の次男ミニョンと妻シンジに子供が産まれ、喜んでいたのも束の間、妻から離婚を言い渡されたミニョンが幼子を連れて実家に出戻ってきた。怒るスンジェの目に触れぬよう、屋根裏部屋で暮らすようになるが、個性派揃いの一家は日々騒動が耐えない。一方、ミノとユノは対照的な性格で最悪の仲。2人のクラス担当として赴任してきた英語教師ミンジョンはシンジの友人で、同僚となったミニョンとの間で・・・。

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超イケメン、なのにデキが悪く問題児。おかげで、いつも優等生の兄ミノと比較され、悪いことはすべて自分の仕業と決めつけられてしまうユノ。自分じゃないと反論するも、聞く耳持たずの祖父や母に傷つくユノが切ない。普段はカッコいいのに実はおバカで、そんな自分に劣等感を抱き悩むなど、ギャップも胸を突き、ユノについ肩入れしてしまう。そんなユノをジュナは父親として励まそうとするのだが、家族の冷たい仕打ちを受け、逆にユノに泣きつく始末。イ家のダメ組ジュナ×ユノ父子は、悲哀に満ちていて思わず応援したくなる!




ミニョンをブラッド・ピットそっくりと本気で思っているほど、ミンジョンが彼を想う心は純で一途だ。しかし、ミニョンとシンジの元夫婦はいまだズルズルと縁を切れずにいる。そんな2人を切なく見つめながらも、ミニョンが風邪をひけば、彼の元へと飛んでいくミンジョン。
が、要領の悪い彼女は後から来たシンジに"役目"を奪われ、あげく部屋に上ろうと棒に捕まった妙な姿で、ミニョンへの愛を綴ったノートを見られ、フラレてしまう。切ない、でも笑える!笑える、でも切ない!この三角関係にミンジョンを想うユノが加わり、さらに目が離せなくなる!


人の話に割り込み、会話をバッサバッサと切っていく"バッサリ女王"ヘミ。自信家の兄嫁が気にくわないミニョンは、皮肉屋流のやり方で対抗する。ヘミが口を開けば、意地でも話させまいと、意味のない会話を繰り出すミニョンが可笑しい。さらに、カラオケでは自分の歌にコーラスを入れてくるヘミのマイクを取り上げ、「コーラスは嫌いなんです」とバッサリ返し。
ヘミはヘミで嫌味返しをし、2人の間には常に炎がメラメラ状態(笑)。この子供じみた対決が、とにかく面白いのだ。ちなみに、最後はミニョンがやられることに!恐るべし、ヘミ!

人に指図するような言い方で、"生意気な嫁"ヘミに不満をためているムニ。だがある日、ムニが昔、お手伝いをしていたスンジェの家の本家の姉ギョンエがやってくる。みんなの前でムニをお手伝い扱いする彼女に、業を煮やしたヘミが反乱に出る。
「お義母様は院長夫人ですから、こんな服を着たら品位が下がります」と、ギョンエがくれた古着を突き返すのだ。その痛快なこと!礼を言うムニに、「お手伝いさんが悪いことですか?まだ子供だったのにすばらしいわ」とヘミ。いつもはいがみ合っていても、やっぱり家族。こんな"ホロリ話"も満載だ。


学校でも家でも、いつも磁石のように引っ付いている親友コンビ、ミノ×ボム。何かにつけて固く抱き合い、ユノからは気味悪がられているが、どんなときでも誰よりもミノを信じるボムの友情を超えた愛は、バカバカしいけど微笑ましく、心洗われるほどに。
また、悪いことも2人でやれば怖くない!というわけで、女子更衣室に忍び込み、ボヤを起こしておきながら、お目当てのユミを救助しちゃうなど、ちゃっかりコンビでもある(結局バレるのだが)。男同士にも関わらずネットアンケートの「ベストカップル賞」に輝いたミノ×ボムの友愛は見ものです!
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人がとぼけたり、おかしなことをしでかすと、合いの手のように観客の笑い声が入る。コントのような演出だが、これはシットコムの定番だ。"シットコム"って?よくわからずにいる人も多いと思うが、これは、元々シチュエーション・コメディ(Situation Comedy)の略で、発祥はアメリカンドラマだ。
毎回、同じ登場人物が、家や学校などの固定のセットの中で、様々なシチュエーション(例えば、自分一人のはずの家に誰かがいる、など)に追い込まれて起こる珍騒動が描かれていく。家族の成長や環境の変化など大きな流れはあるが、基本的には1話完結で、途中から見ても楽しめるのも特徴の一つだ。古くは『ルーシー・ショー』や『奥さまは魔女』、シリーズ化され日本でも高い人気を呼んだ『フルハウス』や『フレンズ』などが代表的作品。家族ものが主流だが、最近では職場や共同生活ものも増え、シットコム自体も多様化している。
基本はアメリカンシットコムを追従している韓国シットコムであるが、嫁姑問題など家族の関係や情緒などは日本のそれに近く、笑いのツボも重なるため、我々にはより楽しめ、また心底笑えるかも。「うちと一緒!」などと言いながら、毎回楽しめること請け合いだ。ちなみに、韓国では年末の芸能大賞にシットコム部門があるほど人気のジャンル。




ソン・スンホン、ソ・ジソブや、チョ・インソン、ヒョンビンらもシットコムでブレイクしたなど、若手有望株はシットコムから生まれる!そういう意味でも、韓国シットコムは要チェックジャンルなのだ。
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