2008年12月29日

新東宝とは何だろう?1/31から世界初の大規模特集上映決定!

今年も残すところ後数日。週末は呑みすぎ、くだをまき、今朝は子供と一緒に凧揚げをしていました。年末感はあまりないのですが、周囲をながめていると年末だなと感じます。

来年のシネマート六本木でも様々な作品の上映が予定されています。その中でも一押しは1月31日から始まる(なんと4月3日までの9週間という長丁場)新東宝の特集上映〈新東宝大全集~60年60日60作品+α〉でしょう。でも、新東宝とは何だろうと思っている方も多いのではないでしょうか。

新東宝は1947年(会社組織となったのは翌1948年)から1961年まで僅か14年だけ存在した映画会社です。その初期は東宝から分裂したということもあり、黒澤明、小津安二郎、成瀬巳喜男、溝口健二などの巨匠たちが多くの傑作、秀作を生み出しています。市川崑もここで監督デビューを果たしました。しかし、そうした傑作はなかなか会社に収益をもらさず、大蔵貢というやり手の海千山千の経営者を迎えることにより、大きく転換していきます。彼が目指したのは〈安く、早く、面白く〉という映画スタイルでした。ここから〈海女)シリーズなどの奇抜なタイトルの作品が続々と生み出されていきます。後に「網走番街地」などを生み出す石井輝男もここで監督デビューし、「地帯(ライン)」シリーズなどの傑作を生み出しています。日本初の女優のヌード作品や、空前絶後の大ヒット作となった「明治天皇と日露大戦争」など、あまりにも奇抜な作品は大きな支持を受けつつも場末の映画となりさがり、結局、経営は破綻していきます。

活動期間14年の間に生み出した作品は900以上、日本映画史上に残る傑作からカルト作品まで、その幅広さは正に圧巻!そんな新東宝のベスト作品を上映する、世界初の回顧上映が、この〈新東宝大全集~60年60日60作品+α〉なのです。日本映画が好きなら、見逃す事なかれというくらいの素晴らしすぎる内容の回顧上映です。

その素晴らしさに比例する、あまりにも豪華なチラシは現在、劇場などで絶賛配布中。破格な値段(4000円)の5回券、1回券(1000円)は現在チケットぴあにて絶賛発売中(劇場窓口でも1/10より発売予定)。そして、詳細はオフィシャルHPhttp://www.cinemart.co.jp/shintoho/ で!

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