ニュース提供元：結果娛樂

 
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配信に先立ち、最新BLドラマ「關於未知的我們（原題）」のポスタービュアルとティザー映像が公開された。中国の小説投稿サイト「晋江文学城」に掲載された、Priestの現代BL小説『大哥（原題）』を、VBLシリーズ総監修のツァイ・フェイチアオ（蔡妃喬）と金鐘奨受賞監督のジャン・ルイジー（姜瑞智）が映像化に挑む。血の繋がらない弟と、彼を育てた兄との切ない関係を軸に展開するストーリーが明かされると、各界から大きな注目を浴びた。

制作チームは、4度目のタッグとなる統括プロデューサーのツァイ・フェイチアオ、制作プロデューサーのパン・シンフイ（潘心慧）、監督のジャン・ルイジーら強力な布陣。キャストは、クリス・チウ（邱宇辰）、ホアン・ホンシュエン（黃宏軒）、リン・スーティン（林思廷）、キム・ジェフン（金在勳）のほか、リン・ズーホン（林子閎）、プリンス・チウ（邱勝翊）らが友情出演する。

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BLドラマ初挑戦のクリス・チウは、幼くして両親を亡くし、実の妹と拾った弟を育てるため、余儀なく一家の大黒柱となった兄の魏謙を演じる。クリス・チウは「魏謙の人生はあまりにも悲惨です。子ども時代を奪われ世界に絶望しているのに、家族を養うためにお金を稼ごうと奮闘する。まるでこの不公平な世界と毎日戦っているかのようです」と、その境遇を説明した。役作りにあたっては「クランクイン前に、映画や韓国ドラマを見まくって研究しました。魏謙の強さと立ち直りの早さが最も魅力を感じている点で、自分と似ている点でもあります」と入念に準備したと語る。これまで弟というイメージが定着していたクリス・チウだが、「実は年下のいとこが3人いるので、兄を演じるのは心理的に楽です」と、兄役のプレッシャーはないことを明かした。

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ホアン・ホンシュエンは、兄を世界の中心とし、熱い眼差しを向ける弟の魏之遠を演じる。「よく魏謙を見つめては泣きそうになるのですが、魏謙に『バカだな。この世にこれだけ多くの人間がいるのに、好きになれる奴はいないのか？』と言われ二人とも泣いたシーンが印象に残っています」と、思い入れのあるシーンを明かした。眼差しには、自身の真の感情を込めたという。クリス・チウと長年の親交があるホアン・ホンシュエンは「クランクイン前に一緒に食事に行きましたが、お互い役の中に入りきっていて、日常生活でも兄弟のように接しているので、日が経つごとに息が合い自然になりました」と語った。

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抱き合って眠る親密なシーンも多い。ホアン・ホンシュエンが「動きがガサツすぎて、うっかりクリスさんを痛がらせることがよくありました」と話すと、クリス・チウもイメージを損なうことを恐れず「抱き合って寝ているところをよく写真に撮られました。いびきをかくほど本気で眠ってしまったこともあります」と自ら明かした。

ティザー映像は、兄弟それぞれの視点を反映した「愛情謙篇」、「愛情遠篇」の2編。優酷資訊科技、TURE LOVE MEDIA、結果娛樂プロデュース、有意思國際傳媒制作による「關於未知的我們」は、2月24日から毎週土曜夜9時、国際版Youkuで配信予定。

※日本でも、Rakuten TVとビデオマーケットで2月24日から世界同時配信。
https://twitter.com/unknown_jp_ofc

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◆愛情謙篇

◆愛情遠篇

翻訳・編集：二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年５月、張克柔（字幕翻訳家・通訳者）との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前　台湾華語リーディング』（三修社）を上梓。