ニュース提供元：八大テレビ（八大電視／GTV）

きょう29日配信のBLドラマ「奇蹟」第3話は、アンガス・シェ（謝承均）とリアンジァー（亮哲）の浴場シーンが見どころの一つといえそうだ。リアンジァーは、このシーンのために撮影一カ月前から備えたという。「食事管理のために食材の栄養分やカロリーを勉強しました。それが高じて母の食事や体調管理までサポートし、もう少しで健康管理士の資格を取るところでした。でないと、かっこいい若手が多すぎて危機に陥りますから。これからはやっぱり服を着たままのドラマに出演するのがいいですね」と話して皆を笑わせた。

浴場シーンでは、ナット・チェン（陳柏文）も見事な腹筋を披露している。しかし温水のように見える浴槽の中は、実は冷水だったそうだ。ナット・チェンは「冬の終わりでまだ寒かったので、ずっと震えていました。寒すぎて意味不明です」と苦笑した。一方、肯定的なコメントをしたのはリアンジァー。「実際はとても寒いのですが、ずっと力を入れていたので筋肉が硬く張り、みんなとてもマッチョに見えます。カットの声がかかると、スタッフがすぐに熱いしょうが茶とタオルを持ってきてくれたので、体は冷えていても心は温かったです」と語った。また、フレンドリーで人を笑わせるのが好きなナット・チェンは、もう一つのエピソードも披露。撮影中、浴槽の中で体に巻いていたタオルが緩み行方不明に。タオルを探していると、浴槽の底にあった水のボトルに触れた。そこでひらめいた彼は、大真面目な表情を装い「あなたが落としたのは、この水ですか」とスタッフに尋ね、「金の斧銀の斧」ゲームを始めたという。今回、水に浸かる試練から逃れたアンガス・シェは、「とても寒い日でしたが、私だけスーツとベストをしっかり着込み、脇に隠れて撮影を見ていました」と明かした。

アンガス・シェとリアンジァーは、サブカップルのナット・チェンとルイス・ジャンとの共演が最も多い。ルイス・ジャンは、自分にとってテレビスターだったリアンジァーが突然目の前に現れ、波長を合わせて演じることが現実とは思えず、とても緊張したという。「リアンジァーさんが、僕と遊ぶような形を取りながら、より心地よいテンポに導こうと調整してくれているのが感じられました。ご自身だけでなく、一緒に役に入れるように導いてくださるなんて、とても尊敬します」と、先輩との共演について明かした。

一方、アンガス・シェのハスキーボイスを高く評価しているナット・チェンは、なぜそれほど低く魅力的な声が出せるのか、どうすれば裏社会の雰囲気に合わせられるのかを尋ねたことがあると明かした。しかしアンガス・シェの「特別なことは何もしていません。あるとき風邪をひいて、朝目覚めたらこうなっていました」との意外な回答を受け、「当時アンガスさんは少し苦しそうでしたが、自分も風邪を引きたくなるくらいかっこよく感じました」と、当時を振り返って笑った。

BLドラマ「奇蹟」は、毎週火曜夜8時から、Rakuten TVとビデオマーケット、YouTubeチャンネル「GTV DRAMA（八大劇樂部）」で日台同時配信中。出演はカイ・シュー（徐愷）、タロ・リン（林毓桐）、ナット・チェン、ルイス・ジャン、ウェイン・ソン（宋偉恩）、アンガス・シェ、リアンジァー。

「奇蹟」

日台同時配信 毎週火曜日20時に更新中
《日本》
Rakuten TV：tv.rakuten.co.jp/content/456779/
ビデオマーケット：https://www.videomarket.jp/title/415039
《台湾》
GTV DRAMA 八大劇樂部

公式Twitter：@KISEKI_DearToMe

翻訳・編集：二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年５月、張克柔（字幕翻訳家・通訳者）との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前　台湾華語リーディング』（三修社）を上梓。