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【最新ドラマin台湾】マイク・ハー、「不夠善良的我們(原題)」で白髪姿を披露

ニュース提供元:台湾公共テレビ(公視/PTS)

 「不夠善良的我們」場面写真1 
台湾公共テレビ(公視/PTS)

台湾公共テレビ(公視/PTS)、台湾大哥大、MyVideoが共同制作する「不夠善良的我們(原題)」(仮訳:善良じゃない私たち)が3月7日、場面写真の第一弾を公開した。

「不夠善良的我們」は、服装がかぶりがちな性格の異なる二人の女性、そんな二人の間で苦悩する男性の12年にわたる物語を描く。先日2011年のシーンを撮り終えた主演3人は、すぐさま23年バージョンへとヘアスタイルを刷新。優しく理解ある介入者を演じるアリエル・リン(林依晨)は長い黒髪をばっさりと切り、気難しいタイプを演じるアン・シュー(許瑋甯)はパーマをかけたショートヘアに、そしてこれまでクールでかっこいい色男タイプの役を演じてきたマイク・ハー(賀軍翔)は、シルバーヘアへと変身した。

白髪姿のマイク・ハー1
台湾公共テレビ(公視/PTS)

マイク・ハーが演じるのは、アン・シューにとってはよき夫だが、障害を乗り越えてアリエル・リンとの結婚も望む何瑞之。監督のシュー・ユーティン(徐譽庭)は、後ろ姿までセクシーで安心感のある大人の魅力を引き出すために、何瑞之のビジュアルにもこだわった。スタイリングチームが数々のアイデアを捻り出した結果、シュー・ユーティンは何瑞之を「白髪」にすることに決定。あとは肝心のマイク・ハーが了承するかが鍵だったが、意外にも彼は役のイメージに合うように「デザイン」されることを喜んで受けいれたという。マイク・ハーは、ブリーチとカラーリングに8時間を費やして白髪に染め、人生初という角刈り姿も披露した。

車を運転するマイク・ハー
台湾公共テレビ(公視/PTS)

プロデューサーのジャン・ズーイー(詹子誼)は、クランクインして一カ月後にはマイク・ハーのプロ意識や深みのある演技がスタッフ全員を魅了したと語る。特に現在編集中の泣きのシーンはいずれも心を揺さぶるもので、やはりこのキャスティングに間違いはなかったと胸を撫で下ろした。マイク・ハーは現在撮影現場で、役名の一字を取った「瑞瑞」というニックネームで呼ばれているという。

白髪姿のマイク・ハー2
台湾公共テレビ(公視/PTS)

一方、マイク・ハーは長年の演技経験の中で、後ろ姿を一番気にかける監督には出会ったことがないと明かす。これに対しシュー・ユーティンは、人を観察するときは大抵後ろから見ることが多いため、後ろ姿は劇中で非常に重要な要素であり、背中で心の動きを表現するのはかなりの演技力を問われるとした上で、「マイク・ハーの後ろ姿にとても満足しています」と太鼓判を押した。

「不夠善良的我們」は12月より台湾放送予定。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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