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「花と将軍」マー・スーチュン<1>「強い自信があるから、躊躇しちゃだめ」

先日BS12での放送が終了、アジアドラマチックTVにて好評放送中の「花と将軍~Oh My General~」。本作で主演を務めるマー・スーチュンに、本作について話を聞いた。

<1> 強い自信があるから、躊躇しちゃだめ 2019.1.16(水)更新
<2> 現代女性の魅力を持っている  2019.1.17(木)更新 ※ネタバレあり※

【プロフィール】マー・スーチュン
98年3月14日生まれ、安徽省蚌埠市出身。身長170cm。中国伝媒大学卒。95年映画『三個人的冬天』に7歳で出演しスクリーンデビュー。

もっと詳しいプロフィールはこちら⇒【アジア俳優名鑑】「花と将軍~Oh My General~」マー・スーチュン(馬思純)

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― 「花と将軍~Oh My General~」への出演を決めた理由を教えてください。

「花と将軍」の葉昭は私にとってサプライズでした。私はやったことの無いことにチャレンジすることが好きで、葉昭はその一つ。彼女は特別でありつつ、特別ではありません。時代背景、性格、殺陣のシーンなど、全部私がやったことがないものだったので、当時は自分の力を試してみて、出来るかどうかを知りたかったんです。


― 脚本をはじめて読んだときの印象は?

脚本を読んだ時からすごく好きで、葉昭というキャラクターに惹かれました。やったことがないキャラクターに挑戦することもできるし、すごくやってみたいと思いました。そしてこのドラマの中のコメディ要素は、いままでの私の作品になかったものなので、自分でもどんな風になるのかが分からなくて。でも実際にチャレンジしてみたら楽しくて。今まで撮影したドラマの中では、特に大変ではありましたが、特別な作品になりました。




― 撮影期間はどれぐらいでしたか?

170日。ちゃんと覚えているんです。六つの都市を回って、寧夏中衛砂漠から青海茶?塩湖まで行って、皆大変でした。感動することもいっぱいありました。


― 演じられた"葉昭"は、男性として育った女性で大将軍、という複雑なキャラクターでしたが、演じる際に意識された点があれば教えてください。また、とても男気溢れる行動、言動が多い人物でしたが、仕草や話し方などどのように役作りしていきましたか?

葉昭は子供の頃から父親と兄と一緒に兵営で育ったので、彼女の挙動はすごく粗野です。そのため、彼女を演じる時に私は女性の控えめな部分を仕舞って、荒々しさを出すようにした。そして、彼女は戦場ですごく自信を持っています。彼女のその強い自信があるから、私の眼差しや表情は毅然としていて、アクションは迅速で正確にしなければいけません。躊躇しちゃだめ。

アクションは先生から教えて頂きました。先生は、私の本番でのパフォーマンスを見て、男らしさが足りない部分を指摘して、私からも自分が把握できないところを先生に聞いたりして、と調整していきました。あと、撮影現場で先生たちとよくお話をしていたので、しゃべり方もどんどん男らしくなっていきました。




― 葉昭を演じるにあたり、脚本家・演出家からなにかアドバイスがありましたか?

はい、結構ありました。私と脚本家、演出家とよく討論しました。特に葉昭が歩き方を習得するシーン。彼女は昔からずっと男っぽく育ってきているから、普通の女の子にとっては難しくないことでも、葉昭の男らしさに基づいてやらなければいけなかったので。けじめを把握するのが難しかったです。


― "葉昭"を演じていて、楽しかったこと/難しかったことを教えてください。

私にとって毎日が楽しかったです。皆面白い方でした。一番面白いのは趙玉瑾と最初の交流かな。玉瑾が葉昭と結婚したくなくて、毎日どうやってこの結婚から逃げるのを考えて壁を越えたりしたとか。

難しかったところは、25キロの鎧を付けて馬乗って戦場で戦うところ。すごく力がいるので私にとっては難しかったです。あとは砂漠にトイレがないところは女性の私にとっては結構不便でした。


― ション・イールンさんとの共演はいかがでしたか?ション・イールンさんとの撮影時に印象に残っているエピソードがあればおしえてください。

私がクランクアップした時に、ション・イールンさんが花束をくれたんです。その中に「小公女」という花が入っていて、すごく感動しました。イールンさんはすごく真面目な俳優で、撮影現場で自分の出番を待っている時は、いつも脚本を読んでいました。休憩の時にも、私たちはいつも脚本について討論していました。彼は努力家で、仕事熱心。だけど、プライベートではすごく面白い方でしたね。いつも面白い話をしていて、面倒見も良さそうでした。




― 葉昭と趙玉瑾のシーンで、マー・スーチュンさんが一番キュンときたシーンを教えてください。

一番キュンときたシーンは、私が彼を口説くシーンかな。葉昭は将軍だから家にいる時だけすこしリラックスできるんです。後半、彼女と趙玉瑾が恋に落ちてから彼女の中にある女性らしい部分が少しずつ出て来て、幸せな日々を過ごします。

あるシーンで私が白い服を着て、彼が私を抱き締めて360度回っているような編集されているシーンがあるのですが、出来上がったものを見たらすごく綺麗なシーンになっていました。


― 葉昭は、趙玉瑾のどんなところに惹かれたのだと思いますか?

美貌だと思う。あと、彼の繊細で賢い部分。これは葉昭に足りないものなんです。こうやって性格が違う人は、特にお互いに惹かれやすいと思います。




<第2回へ続きます>

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「花と将軍~Oh My General~」




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提供:エスピーオー/BS12 トゥエルビ  発売・販売元:エスピーオー  原題:将軍在上(英題:Oh My General)c上海興格文化傳媒有限公司 cShanghai Xingge Culture&Media Co., Ltd 

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