2018年4月13日(金)~15日(日)の3日間、幕張メッセ国際展示ホールにて開催された、世界最大級のK-Cultureフェスティバル「KCON 2018 JAPAN」。KCONでは、KPOP以外にもエンタメや食、美容と韓国のカルチャーを存分に楽しめるブースやイベントが開催されるコンベンションエリアがあります。そのコンベンションエリアで実施された多くのイベントの中から、韓流ファンにはお馴染み・古家正亨さんが聞き手を務めた「古家正亨のK-CULTURE TALK SHOW」のレポートをお届けします!


【古家正亨のK-CULTURE TALK SHOW】
<映画> ツイン・松本さん×ファインフィルムズ・加藤さん
<ラジオ>「アンニョンコリア!」山口由里さん×「K Vibes Up Show」YURIさん
<TV> CJ E&M・チェ・スンジュンPD×名古屋テレビネクスト・小崎千恵さん

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MC 古家正亨さん(以下、古家):
今回はラジオDJの皆さんをお迎えして、韓国のエンタ-ティメントやカルチャーを、DJという立場からどのように伝え、どのような想いでリスナーの皆さんやアーティストと接しているのか、お話をお伺いしていきたいと思います。

今日は地方のラジオ局で韓国の専門番組を担当していらっしゃるお二人を、わざわざ名古屋と福岡からお迎えして、お伺いしていきたいと思います!
それではお一人ずつ、それぞれ担当していらっしゃいますラジオ番組のテーマ曲に載せてご登場いただきたいと思います。
登場の際には盛大な拍手でお迎えください。

まずは東海ラジオ「アンニョンコリア!」でMCを務めていらっしゃいます、山口由里さんのご登場です!


山口由里さん(以下、山口):
皆さんこんにちは!東海ラジオ、名古屋にある放送局でございます、毎週土曜日午後8時から30分間「アンニョンコリア!」という番組を担当しております、山口由里と申します。どうぞ宜しくお願い致します!


古家:
宜しくお願いします!まずは山口由里さんにご登場いただきました。
そしてもうお一方、今日はゲストがいらっしゃいますので、まずはお招きしたいと思います。福岡のLOVE FMで「K Vibes Up Show」という番組を担当していらっしゃる、DJ・YURIさんです、どうぞ!


DJ・YURI(以下、YURI):
アニョハセヨー!私は福岡からはるばるやってきました、福岡のラジオ局LOVE FM「K Vibes Up Show」、ヤッバイブスー!なDJ・YURIです。宜しくお願いします!


古家:
宜しくお願いします!今日は、偶然、お二人とも"ユリ"さんなんですね!


山口&YURI:
そうなんですよ~!

(会場笑)


YURI:
名前だけじゃなく、色々共通点がありすぎて。血液型も...


山口&YURI:
O型。


古家:
いつからユニット組んだんですか!?(笑)


YURI:
そうですね、1、2時間前からですね。ユニット名はYURI×YURIです(笑)。


山口&YURI:
宜しくお願いします~!

(会場拍手)


古家:
すごいですね! YURI×YURIってすでにいそうですけど(笑)。どうぞ、お座りください。

東海ラジオは名古屋ですね。東海テレビと東海ラジオと言えば、お馴染みかと思います。
そして、LOVE FMは、東京でいえばInterFM系列になりますよね。外国語FM局として知られているラジオ局です。

それぞれがラジオで韓国の専門プログラムを担当していらっしゃるということで、まずはそれぞれの番組の魅力からお伺いしていきたいのですが。
まずは東海ラジオ「アンニョンコリア!」は、山口さん、こちらの番組はいつから始まったんですか?


山口:
2011年7月から始まりまして。今年で7周年。そして8年目に突入します!


古家:
長寿番組ですね。番組の内容はどういったものですか?


山口:
「アンニョンコリア!」は様々なコーナーがあるんですが、まずは"ハニカミクッキング!"と言いまして、カン・ハニさんという...


古家:
カン・ハニ!カン・ハニ元気ですか?


山口:
はい、元気です!


古家:
良かったです~!「サ~ランヘ~♪」のカン・ハニさんですね。


山口:
はい、そうです!「華麗なる遺産」の主題歌を歌っていらっしゃるカン・ハニさんと料理を紹介するんですが、ほぼ料理の話が出ないという料理コーナーをやっております(笑)。他にも、音楽は勿論なんですが、私の思い付きで始まるドラマ・映画紹介でしたり、観光地も紹介したりしています。


古家:
という番組で、7周年、という事でございます。
そしてYURIさん、LOVE FMの「K Vibes Up Show」は放送開始からどれぐらい経つんですか?


YURI:
今年の10月で3年経つんですが、私の番組はLOVE FMの中でも、ぶち抜き、かなりテンションアゲアゲな番組でございまして。KPOPにあまり詳しくないリスナーの方も楽しんでいただける番組になっております。それこそヤッバイブスー!な番組になっているんですね。


古家:
すごいですね!そのあたりのお客さんから連れてきた人なんじゃないかって言う(笑)。違いますよね!?


YURI:
それは...間違いじゃないかもしれないです(笑)。


古家:
それだけご自身もKPOPが大好き、ということですね。


YURI:
そうです。私は日本生まれなのですが韓国人なので、元々韓国の文化が身近にあったんですね。毎日キムチも食べますし、"オモニ" "アボジ"という中で育ってきたんです。だから、「好き」というより「当たり前」という存在になっているんです。
そういう自分のポジションで、福岡からKPOPや韓国情報を発信している番組です。また、韓国語を面白く学んでもらうコーナーだったりも幅広くやっております。


古家:
もちろんKPOPやKカルチャーの情報も盛りだくさんだけど、それ以外にもいろんなコーナーがある、ということですね!
ちなみに、山口さんは「アンニョンコリア!」をやるきっかけは何だったんですか?


山口:
きっかけは...古家さんの「マシヌンコリア」という番組だったんです!


古家:
あれ?それは東海ラジオですよね?


山口:
はい!今はフリーで、タレントとしてDJをやっているんですが、私もともとは東海ラジオに2008年に入社をした局アナでして。
ずーっとKPOPが好きで、影ながらKPOPを応援していて。古家さんの「マシヌンコリア」というKPOPを紹介する東海ラジオの番組を、毎週楽しみにしていたんです。


古家:
すぐ終わってしまった伝説の番組ですけれども...。
(会場笑)


山口:
そうなんですよ!その当時、局長に「なぜこの番組を終わらせるんだ!」と言いに行きまして。


古家:
笑!


山口:
私、当時局アナだったので、制作局の同期のディレクターと企画書を出しまして。「KPOPやKカルチャーを届ける番組を、私もやりたい!目指すは古家さん!」という事で、企画書を書いたらですね...見事、通りまして!最初は朝の木曜日、4時半!10分番組でスタートさせました。


古家:
朝の4時半からの10分番組って、普通は宗教放送の時間ですよ!
(会場笑)


山口:
そうなんですよ(笑)!宗教放送の番組に挟まれて、FTISLANDの音楽をかけていました。


古家:
凄い根性でやっていましたね!


山口:
そうなんです。紆余曲折ありまして、今は土曜日の夜8時という枠に。


古家:
ゴールデンタイムじゃないですか!
(会場拍手)


山口:
ありがとうございます!


古家:
その話を聞いただけで、おじさんは感動して涙が出てきますよ。


山口:
なので、こうやって古家さんとトークショーでご一緒できる日がくるなんて...


古家:
いやいやいや、感動しました!


山口:
当時の「マシヌン コリア」のディレクターにも、「今日は古家さんと会ってくるから!」って伝えてきました。


古家:
そうですか!よろしくお伝えください!
そういったお二方それぞれの背景があって、ご自身のラジオ番組をやっていらっしゃいますが...

皆さん、ぶっちゃけいいます。

韓国のカルチャーを伝えるラジオ番組を今この日本でやろうとすることが...どんだけ難しいことか!!
これだけファンも多く、求めている人も多いのに、出来ないんです。だからこそ、それをできている2人がどれだけ特別かっていう事を、今日は色々と分って頂ければと思っています。

それでは、今日はなんとなく質問を設けさせていただきました。
2人ともDJなのでお話ししたい事がたくさんあると思いますが、まずは最初の質問からお二人に投げかけていきたいと思います。

最初の質問はこちら!「韓国エンタメ、韓国カルチャーを耳で聞かせる?」。
ラジオは耳で得る情報網ですから、これをいかにして目に見える、脳で思い浮かべることの出来る情報にグレードアップさせることが出来るか?という事で、どんな気遣いを普段されているのかをお伺いしたいんですね。

YURIさん、もうしゃべりたくてうずうずされていますけれども(笑)。


YURI:
はい!
一般的に"KPOP"って聞くと派手なイメージがあると思うんです。ヘアカラーが赤、とか...


古家:
それは自分の話をしてるんじゃ?(笑)


YURI:
ちがいます、ちがいます(笑)。まあ私もそういうファッションが大好きなんですけど。
そういった派手なイメージって強いんじゃないかと思うんです。でも、初めて聞いた曲がキム・ボムスさんの「ポゴシッタ」だったとしたら、KPOPのイメージってガラッと覆されると思うんです。そういう、目じゃなくて耳で伝えるラジオだからこその、いいところだと思いますし。

あと私は、日本語に比べて、韓国語は短い言葉で表現できるところが面白みだと思うんです。日本語では1つの言葉しか伝えられない枠の中で、韓国語は3言ぐらい内容を詰めることが出来る。そんな韓国語を使ったKPOPだからこそ、耳で聞いたときに感じるもの、良い意味での違和感があると思うんです。そんなことを、私は番組でお伝えしているつもりです!


古家:
YURIさん、今日気合い入れて福岡から来たでしょう? 話を聞いていて、ビンビン熱が伝わってくるもんね。


YURI:
本当に、KPOPが大好きなんです。
発音も好きですし。ラップもカッコいいじゃないですか。
ラップとか、最初耳でだけ聞くとすごいコテコテのラッパーの方が歌ってるのかな?と思うんですけど、実際に見てみると、王子様みたいなイケメンのアーティストが歌ってたり、だとか。そういうギャップも面白かったりしますよね。
そういった色々なことが、KPOPって面白いな、って思うんです。


古家:
韓国語の語感の響きって、どちらかというと英語に近いものがあるから。日本語の語感とは、また全く違うよね。そういった語感の面白さだったり、言葉の面白さを伝えられるのは、ラジオだからってことはありますよね。
山口さんはどうですか?


山口:
私は難しいと思う事はあまり無くて。ラジオはやっぱり想像力のメディアだと思うんです。例えば今はやりのチーズタッカルビも、「鶏肉にかぼちゃジャガイモ、玉ねぎ、えごまの葉を、あの赤いソースで煮絡めて!黄色いチーズもドバっとかけて...!」という風に話すことで、美味しそうなものについて話しているんだろうな、ってことは皆さんに伝わると思いますし。私が実際に食べている物より、もっと美味しそうなものを思い浮かべていただくことも出来ると思うんです。そういうところは楽しいなぁと思っています。

あとはですね、FTISLANDのボーカル、イ・ホンギ君に以前インタビューをさせていただいたとき、「本当に良い音楽は言葉が分からなくても伝わる。いい音楽は国境を超える」という話をしてくれたことがあって。まさにその通りだな、と。ラジオ局なので、良い音楽をどんどん発信していきたいと思っています。

東海ラジオという局は聞いていただいている年齢層は、50代~70代の方が多いんですね。そういう年代の方って普段KPOPに触れる機会ってほぼ無いと思うんです。そんな方からたまに、手書きのおハガキで「この前かかっていたCNBLUEの」...って、アーティスト名は全部カタカナで書いてあるんですけど(笑)、「CNBLUEのあの曲すごく良かったです」と書いてあって。そういうおハガキをいただくと「あぁ良かったーー!!!」って思いますね。


古家:
やっぱりラジオは、まだハガキでね、メッセージが届くじゃないですか。僕も、たまに達筆すぎて読めないハガキがあったりして。最後の「草々」って書いてあるのだけ読めるんだけど、その前に何が書いてあるのかわかんない、ってこともありますけど(笑)。
でも、それだけ幅広い年齢層の人が楽しんでるメディアですよね。

しかもラジオってシャワーみたいなもので。カーラジオをピッとつけて、偶然KPOPがかかっていて。「この曲なんなんだろう?」って新しい出会いもある。インターネットって検索しないと出てこないからね。そういう意味ではラジオって今でも強いメディアじゃないかなって思いますね。

では、次の質問に行きたいと思います。「地元エリアで韓国文化やエンタメを伝える」。
これはラジオのもつ使命だと思うんです。地方はラジオという文化が根ざしていますから。車や職場、レストラン、カフェのBGMとして、どこかでみんなラジオを聞いてる。しかも地元のラジオ局の番組。地元でしか得られない情報が、その地元の人に与える影響はすごく大きいものがあるんですよね。

そんな中で、地元向けの韓国のエンタメ情報はどんな風に意識して伝えているのか、ってところですが、福岡はどうですか?


YURI:
私もそうですが、福岡はKPOP大好きな人たちが多いんですね。
例えばメインストリートで天神西通りという通りがあるんですけど、その西通りを歩くとですね、若者たちがみんなリュックに"iKON"とか"지용"とかバッチをつけていて。赤髪で赤リップの、韓国風のメイクをして歩いている女の子たちや、金髪のダンディカットの男の子たちがたくさんいるんです。

福岡には、福岡の流行りがあるんですが、それこそ今はコリアンカルチャーが来てるんです。インスタを見ると、5人に1人ぐらい韓国料理の写真を挙げていたり。すごく流行っているんです。凄く嬉しい事なのですが、私もずっと番組をやってきた中で、今が一番反応もあって。

「K Vibes Up Show」で、「K Vibes Up Showcase」というカバーダンスのイベントを今年2月にさせていただいたんですが、その時も、カバーダンサーの人たちが福岡にこんなにいたのか!って驚いたんです。しかも、まだまだ「参加したい!」って方もたくさんいらっしゃって。

でもまだ、福岡は勢いがついたばっかりなんです。今日KCONに来て、この勢いに驚かされているんですけど、福岡もまだまだいけるな、って感じることが出来ました。


古家:
しかも福岡って、東京と大阪の次にKPOP公演の多い場所だって知ってましたか?
名古屋より多い福岡のほうが多いんですよね。名古屋素通りされるとむかつきません?


山口:
ほんとに少ないんですよね!名古屋のかたいらっしゃいますか?ほんとに少ないですよね?

(客席から大きくうなずく)


古家:
そんなに悲しい顔でうなづかなくても(笑)。


山口:
悲しいですよね。私も悲しんです。


古家:
そういえば、山口さんも最近イベントやってませんでした?これから?


山口:
これからですね。これから韓国フェスティバルというイベントもあるんですけども、名古屋でもKPOPを盛り上げていこうと、私自身もしておりまして。名古屋にもこんなにファンがいるよ!ということをアピールしていきたいですね。


古家:
やっぱり求めている人はたくさんいますからね。名古屋は、韓国熱いですか?


山口:
名古屋は、「アンニョンコリア!」が7年も続いていることがその証拠かな、と思っています。あと、名古屋は在日韓国人の方もすごく多い場所でして。私がこの番組をやるようになってから韓国料理屋さんに行くと、「「アンニョンコリア!」聞いてます」というお声もたくさんかけていただくんです。
そういう方たちにもたくさん応援していただいたおかげで、2015年に私、駐名古屋大韓民国総領事館から広報サポーターズとして日韓友好の活動をしてほしいという使命を受けまして。いろいろと活動しているんですが、本当にファンが多いんです。


古家:
その熱い想いを、山口さんは電波を通じてもっと広めていきたい、ということなんですね。

それぞれの地方での韓国の熱さってあると思うんですが、福岡はやっぱり韓国と非常に近いですよね。飛行機の便数があれだけあって、ひょいっと韓国にいけるところって無いもん。

YURI:
釜山なんて、飛行機で40分。船で行っても2~3時間ぐらいですかね。


古家:
このまえちょうど飛行機で釜山に行ったんだけど、フライトアテンダントの皆さんが、とにかく「パンを早く食え」って(笑)。飛行機が上がって、パン配って、早く食って終わらせる、みたいなね(笑)。それだけ近いってことだもんね。


YURI:
そうなんですよね。韓国に一番近い土地ってこともあると思うんですが、韓国在住の韓国の方も結構多くて。日韓の架け橋になりやすい土地なんじゃないかなって思います。


古家:
韓国に直接触れられる機会もすごく多い地域でもありますから。一方、名古屋も距離はありますけど、セントレアから随分飛行機も飛んでますし。


山口:
一日6便飛んでます、今。


古家:
6便も飛んでるんだ!


山口:
しかもこの度、セントレアにエアプサンが就航しまして。釜山へも1日2便飛ぶようになりました。


古家:
なるほどね。ますます地方から韓国が近くなっていく、という事がありますね。

じゃあ最後、3つ目の質問を聞いていきたいと思います。「自慢のステキなリスナー」。
ラジオはリスナーさんに支えられてナンボっていうところがありますから。いままで番組をやってきて一番感動を受けた、忘れられないリスナーさんとの出会いってあったと思うんです。それをぜひ自慢していただきたいなと。
まずYURIさんから。


YURI:
最近の出来事なんですけど、2月くらいから苦手だった納豆を克服しようと、勝手に決めた任務がありまして。いろいろ試してたんです。
ある日、納豆にマヨネーズとチリソースとふりかけをかけて食べたら、仰天するぐらい美味しかったんです。それから私の納豆生活が始まりまして。ラジオでも「納豆が好き!」ってめちゃくちゃ言ってたら、ある日リスナーの方から「"納豆チップル"っていうのがあるんだよ」って。


古家:
納豆チップル?


YURI:
はい、チップスじゃなくて、チップル。
「たまたま食べてみたら美味しかったから、食べてみてね」って書いてあって。そういうやりとりって(ラジオだと)よくあるじゃないですか。「機会があればぜひ食べてみますね」ってお答えしてたんですけど、この前、なんと局までわざわざ持ってきてくださって!


古家:
そのチップルを!


YURI:
はい、そのチップルを!わざわざ買って、持ってきてくださったんですよ!


古家:
優しい~!


YURI:
納豆チップルって見たことありますか、皆さん?無いですよね!きっと入手するのですら大変そうなのに、わざわざ!
だから凄く感動しちゃって。ただ私、納豆をかなり特殊な食べ方で食べているので、「"納豆チップル"なんて絶対納豆が前面に出てるよな...」と思ったんですが、食べてみたらすっごく美味しくて!


古家:
すごいリスナーさんですね!わざわざ届けてくれる。


YURI:
ほんとに!手間がかかるじゃないですか!でも、自分の為にわざわざ持ってきてくださって。すごく感動しちゃいました。


古家:
それはすごいリスナーさんですよ。だってそんな経験無いもん。
山口さんはどうですか?


山口:
「マシヌンコリア」リスナーとしては、古家さんにとっての自慢のリスナーに私はなりたいな、と思うんですが...


古家:
なんですか、そのステキな前置きは!ありがとうございます。


山口:
でも、私にもステキなリスナーさんがいらっしゃいまして。
私2012年の3月に名古屋ウィメンズマラソンというフルマラソンに出場したんですね。名古屋の街を42.195キロ、名古屋城だったり主要な場所を走るんですけど。そのコースの500mおきにいろんなリスナーさんが、手作りうちわだったりボードだったりを持って応援してくださって。
中には、(太い声で)「ゆ~り~!」って。「あれ、今のお父さん?」って間違うぐらい熱烈に応援して下さったり、「ゆりりんファイティン!」っていう声が聞こえてくると、「ファイティンってことは、きっとアンニョンのリスナーさんだな」って思ったり。
リスナーさんのおかげで42.195キロを完走できたと思っているので、本当に感謝していますね。


古家:
それまでフルマラソンの経験はあったんですか?


山口:
初めてだったんです。番組の企画で走らされたという...。


古家:
走った経験の無い方は分からないと思うんですけど、20キロ走ったあたりからは、気力との戦いになりますからね。足よりもね。


YURI:
私、2キロも無理です(笑)。


古家:
でも納豆ちっぷるが前を走ってたら、全力で走れるんじゃない?


YURI:
はい、それはもう全力で。目の前にあったら、全力で追いかけます(笑)。


古家:
馬ですか!(笑)
でもそれだけの暖かいリスナーさんがいるからこそ、DJはがんばっていけるというね。


山口:
あと...もう1人紹介してもいいですか?


古家:
いくらでもどうぞ!


山口:
先日WINNERのコンサートに行ったときにですね、他局なのですが、KPOPをコーナーで紹介する番組のDJの方がいらっしゃってたんです。その方にご挨拶をした時に「学生時代にアンニョンコリアを聞いてました!」というふうに言ってくれて。上野智子ちゃんという方なんですが。そんな方がDJになったんだな、というのが嬉しかったです。


古家:
山口さん、めっちゃ若いのに、もう次の世代が育ってきているんですね!
まあたしかに「アンニョンコリア!」も7周年ですし。


山口:
それに、私この世界に入って11年になりますし。


古家:
この前、TWICEのイベントの司会をして、すごく感じたことがあって。
KPOPのイベントの会場に「みなさんこんにちは~!」ってステージに出てくと、普通は「わぁ~!こんにちは~!」ってなるんですよ。その時も、これからTWICEも出てくるし、みんなも期待感いっぱいだろうと思って、僕も元気いっぱい「皆さ~ん!こんにちは~!」って言って出ていったら、シーーーーン...って。どうしてだろうと思ったら、小中学生が本当に多いんですよ。それを見たときに驚いちゃって。

彼らはKPOPというよりも、TWICEのファンなんだよね。これからはKPOPっていう括りを超越していく。"K"とか"J"といった括りは関係なく、1アーティストとして好きになる。「この人達、韓国のアーティストだったんだ」って、自然な流れの中でKPOPがみんなの中に吸収されていく。そんな時代が来てるのかな、ってことを感じた瞬間だったんです。
でも、本当に僕を理解してもらうのが大変でしたけども...いろんなことがあります(笑)。

でもどうですかKCONは?直接会場にいらっしゃって、こうやってトークされているわけですが、この熱気は。


山口:
本当に、古家さんのお話にあった通り、年齢層がどんどん幅広くなっていくなと私も感じておりまして。私が番組を始めたころは、大人のお姉さま達がコンサート会場の中心だったと思うんですが...


古家:
さすが東海ラジオのアナウンサー。言葉の選び方がとても上手です。


山口:
(笑)、でも最近は本当に子どもたちがすごく増えているなって。先ほども本当にそう感じましたね。


古家:
YURIさんはどうですか?


YURI:
「すごいよ」って、噂には聞いていたんですが、一歩入った瞬間から「ここは韓国ですか?」って思うような雰囲気があって。でも、日本語が飛び交ってるから、すごく不思議な感じです。自分も今、ここでKPOPやラジオについて語っているのも不思議な感じだし。

先ほど古家さんも仰ってましたが、KPOPって"サブカルチャー"って言われるじゃないですか。でも、もはや"サブカルチャー"じゃなくなるなって、自分でも今日KCONに来て、ますます感じました。それこそ韓国のメイクとか取り入れていくことも、どんどん普通になっていってるじゃないですか?
せっかく隣の国ですし、ボーダーラインとかも無くしていきたいな、ってすごく思うような場でもありました。


古家:
だって、YURIさんのオープニングからもう勢いが、それを本当に感じられたもんね。もう自ら"ボーダーラインを越えてく!"という感じが(笑)


YURI:
大変失礼しました(笑)。


古家:
いえいえ、どんどん飛び越えていってほしいと思います。
ではこれからお二人は、番組を通じてどんなことをやりたいと感じていますか?


YURI:
私の番組は、福岡のLOVE FMの「K Vibes Up Show」土曜日14時からなんですが、ラジコプレミアムではもちろん、いまAbemaRADIOチャンネルでも日曜の20時から全国の皆さんにお届けさせていただいておりまして。
福岡でのコリアン文化事情も発信していきたいですし、今月から始めた韓国語講座という自分らしくコミカルに韓国語を紹介していくようなコーナーも始めました。KPOPをより一層楽しく、面白く知っていけると思うので、みなさんお暇があればぜひ聞いてください!...って、すみません、宣伝になっちゃいましたね(笑)。


古家:
いえいえいえ。でも全国で聞けるって言うのは本当に大きいですよね!
山口さんはどうですか?


山口:
私は年に1度のペースで「アンニョンコリア!」の公開録音をやっているんですが、これからも、KPOPやKカルチャーのファンがこれだけ名古屋にいるんだという事を、局にも世界中にもアピールをして、番組がこれからも続くように、番組を支えているリスナーの皆さんが一人でも増えるように、そんなことを心がけていきたいなと、思っています。


古家:
どういった形でも、ぜひラジオをまず聞いてほしいと思いますし、お二人がラジオというメディアにこだわって韓国の情報を発信しているという事はどういう事なんだろうと、番組を通じて聞いて触れてみてほしいと思います。
お二人のトークからは、音だけじゃなく手触りのあるトークが絶対聞けると思います。ぜひラジオを聞いて感じてほしいなと思います。

あっという前にお別れの時間が近づいてきましたが、最後にお二人の夢を聞きましょうか?韓国とのコミュニケーションについてでも構いませんし、ご自身の最終的なゴールでも構いません。
では山口さん、夢は?


山口:
夢は、定年を超えるまでこの「アンニョンコリア!」を継続させていくことと、"継続は力なり"という言葉があるように、とにかく名古屋からの発信をやめない事です。これが私に課せられた使命だと思っているので。
番組を続けることで、名古屋、そして日本と韓国がより繋がって仲良しな関係になっていければと思っています。とにかく続けていくこと。それを無くしたくないと思います。

古家:
朝4時半の10分から始めてますから!そう簡単には終わりませんよ。ぜひ山口さんのこの根性を、番組を通じて感じてください。
ではYURIさんは?


YURI:
私も同じく"ユリ"なので...私も定年まで福岡で「K Vibes Up Show」を続けさせていただきたいなと。
それこそ福岡や日本と韓国の懸け橋的存在になっていきたいなと思っています。私も、住んでいるのは日本なんですが、流れているのは韓国の血というやっぱり中立な立場なので。そういった私が、皆さんにお届けできることのは、すごく独特なところだと思うんです。

あと私の夢はですね...将来トイプードルを子犬の時から飼って、可愛い赤ちゃんとその子犬が戯れているのを、洗濯物を干している時にふと振り返った時に見て幸せな気持ちになっている...その後ろでKPOPが流れている、というのが夢です。


古家:
凄いスケールの大きい(笑)。


山口:
素晴らしい(笑)。


古家:
でもそういったところにもKPOPがあってほしい、という想いですよね。
ラジオってテレビと違って、より自由にできることって多いと思うんですよ。僕も東京でラジオ番組をやっていますが、これをきっかけにお互いの地域でこんなこと盛り上がってますよ、っていう情報交換するコーナーがあってもいいんじゃないでしょうか?


山口&YURI:
ぜひぜひ!


山口:
横のつながりを作りたいです。


古家:
みんなで一緒に盛り上げていくっていう気持ちがないと、なかなかこの炎を長く灯すのは難しいですよ。リスナーさんの力は勿論ですが、ネットワークを大事にして、ラジオならではのコミュニティの大切さを、お二人に今後もどんどん訴えていってほしいと思います。
名古屋と福岡、そして私は東京で、これからも韓国のエンタメ情報を皆さんにお伝えしていきたいと思っていますので、何卒ラジオを通じての韓国エンタメにも触れていただきたいと思います!
今日は貴重なお話をありがとうございました!カムサムニダー!


山口&YURI:
ありがとうございました!カムサムニダー!


<おわり>


============


東海ラジオ 「アンニョンコリア!」
毎週土曜日 20:00~20:30
パーソナリティ:山口由里
番組ページ https://www.tokairadio.co.jp/program/p01/


LOVE FM 「K Vibes Up Show」 
毎週土曜日14:00~15:00(生放送)
DJ: YURI
番組ページ http://lovefm.co.jp/k_vibes_up_show/programs/more
AbemaRADIOチャンネル https://abema.tv/channels/abema-radio/slots/8yVTniQ2C9vJYo


InterFM「Refill Korea!」
毎週金曜日 23:00~23:30
DJ: 古家正亨
番組ページ http://www.interfm.co.jp/refill/


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