【インタビュー】「チャン・オクチョン」イ・サンヨプインタビュー 「ただそばで見守るなんて、無理。自分のものにしないと!」#1
2016年10月28日 16:00
●イ・スンが絶対の信頼を寄せる人物で、主人公チャン・オクチョンに叶わぬ想いを寄せる人物を演じられました。東平君(イ・ハン)という人物は、実際のイ・サンヨプさんの性格と似ていますか?同じ男性として、特に共感できる部分などがあれば、教えてください。
イ・ハンはチャン・オクチョンに結局自分の気持ちがバレてしまうんですが、もし彼女にイ・スンより先にアプローチしていたら、彼女はイ・スンの方には行かなかったかもしれません。でも、彼は最後の最後まで自分を抑えて彼女を見守るだけでした。
私は、たぶんあんな態度は取れないと思います。ただそばで見守るなんて、無理ですね。自分のものにしないと!(笑)
そんな点は、イ・ハンと私が違うところです。でも、明るい性格で周りの雰囲気を明るくしようとする部分は似ていると思います。このドラマを撮影しながら、さらにそんな性格になった気がします。ただ、彼の場合は自分の傷を隠すためにわざと明るく振舞うんですが、私は特に傷を隠すために明るいわけではないです(笑)。
もちろん、イ・ハンという人物に十分共感しました。彼が置かれた状況や、チャン・オクチョンに対する思いなど。あまりにも共感しすぎて、ドラマ序盤でチャン・オクチョンがイ・ハンの気持ちにあまりにも気づいてくれない台詞に涙が出たこともありました(笑)。
もともと時代劇においては、王族は涙を流すのはもちろん、涙目になってもだめなんですが、あまりにも私が泣いてしまって撮影が中断するので、涙目までは了解をいただきました。なので、劇中で涙目になるイ・ハンの姿が多く映っていると思います。撮影現場では、"男オクチョン"というニックネームがついたほどでした(笑)。