【インタビュー】「チャン・オクチョン」キム・テヒ 「最期まで、愛のために自身のすべてを捧げた女性―」#2
2016年10月25日 20:00
●共演されたイ・サンヨプさんの印象と、彼が演じた"自分の気持ちを抑えて抑えて見守る"イ・ハンという男性像についてどう感じましたか?
イ・ハンも実はオクチョンに近づこうとしましたが機会を逃し、そのうちにイ・スンと恋に落ちた姿を見て苦しみ、遠くからしか見つめられなかったキャラクターじゃないですか。イ・ハン個人としての人生は、とても不幸だった気がします。愛する女性をただ横から見ているだけで、助けることもできず、本心を告白することもできず、心の中で葛藤が激しかったと思います。
でも、実は素敵ですよね。本当にその女性を大切にして、その女性の幸せを願う心まである、そんな成熟した愛をしたので素敵だと思います。
●ソン・ドンイルさんやイ・ヒョジョンさんなど、大御所の先輩方や個性豊かな俳優方が多く出演されました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
現場は忙しくバタバタしていましたが、先輩方から本当に多く助けていただきました。現代劇では相手役など年齢が近い方々と多く共演し、先輩方々とはそんなに長いセリフを言い合うシーンが多くありませんでした。
今回のドラマは、ソン・ドンイル先輩、イ・ヒョチュン先輩、キム・ソンギョン先輩、イ・ヒョジョン先輩など、本当に全員がすばらしい俳優で、そんな方々と同じシーンで演技をしながら先輩方のアドバイスひとつひとつが私にとって財産になりました。時代劇の演技に初挑戦した私は難しいこともたくさんありましたが、先輩方のおかげでとても大きな力を得ました。