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連載

シネマートで今やってます。vol.1 『グローリーデイ』

こんにちは。エスピーオー宣伝スタッフのJです。
シネマート新宿および心斎橋で公開中の映画についてレビューを今後していきます。

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今回はシネマート新宿にて好評公開中の『グローリーデイ』の感想!

この作品、とにかくスホ(EXO)、ジス、リュ・ジュンヨル、キム・ヒチャンたち4人が演じる二十歳の若者たちが良い!

スホ(EXO)が演じるサンウは、一緒に暮らす祖母を心配させたくないという思いがあり、ジスが演じるヨンビは過去のトラウマから正しく生きたいと思っていて、リュ・ジュンヨル演じるジゴンは浪人中で親からのプレッシャーがあり、キム・ヒチャン演じるドゥマンは親のコネで大学に入ったことから自分に自信が無い。悩みや問題を抱える彼らにどこか自分を重ねてしまいます。

そういった悩みや心の束縛を開放できる友人たちとの時間というのを本作ではしっかりと描写していて、旅行出発前の4人が集まる展開の眩しさといったらサングラスをかけたくなるくらい輝いています。



4人の笑顔は本当に素敵です。特に印象深かったのはサンウ。おばあちゃんと二人暮らしで貧乏という設定にもかかわらず、どういう育て方したのか聞きたくなるくらい物凄い品の良い素敵な笑顔を我々の脳裏に焼き付けていきます。サンウはじめ4人の笑顔によって映画に引き込まれていくとともに、その笑顔こそが世の中の残酷さとの大きなコントラストになっていることに後々気づかされます。

一つの事件が4人の幸せな時間を壊して、彼らは世の中の残酷さに直面していきます。ここまで理不尽な目に遭遇することはそうそうないと思いますし、遭遇したくないねと思う程の不条理。正しい事だけでは真っ直ぐに進めない世の中にぶつかって、それぞれが変化をせざるを得ない状況になっていく展開は非常に悲しい部分がありますが、だからこそ自分にとっての輝かしい日々や仲間を大事にしたいと感じました。

ただし、劇中のあいつらホントに許せないな~!4人をいじめないで!

P.S
スホ、スクリーンデビューおめでとうございます。あなたの演技に涙しました。
ジス、ヨンビの熱いキャラクターは「ラブリー・アラン」のボクトン思い出しました。
キム・ヒチャン、「2度目の二十歳」に続いて、また20歳に関わる作品です。
リュ・ジュンヨル、30歳って驚きます。20歳でも違和感ありません。






監督:チェ・ジョンヨル
出演:ジス「ラブリー・アラン」、スホ (EXO)、リュ・ジュンヨル「応答せよ1988」、キム・ヒチャン「プロデューサー」
ドンワン (神話)「がんばれ、ミスターキム!」
2016年/韓国/93分/カラー/5.1ch/原題:?????/英題:One Way Trip/配給:クロックワークス
c 2015 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開中。


スペシャル企画として公開2週目(10/15~10/21)限定で『グローリーデイ』本編上映前にキャストによるスペシャルメッセージを上映するとのことなので、ご覧になった方も再度映画館へ!



Text:J(エスピーオー宣伝スタッフ、20代男性)
映画が好きで映画館には毎週通っています。
韓流はじめアジアドラマ歴は入社後から見始めたので約2年半。
最近はボルダリングに握力を奪われる日々を過ごしています。

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