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【シネマート新宿・心斎橋10周年】劇場スタッフからのコメント 心斎橋・滝澤 編

いつもシネマートをご利用いただき、本当にありがとうございます。お陰様で10周年を迎える事ができました。皆様に劇場、そして映画を愛していただいたからこそ、ここまで続けて来られたのだと思っています。

僕は入社するまで映画を観る事があまりありませんでした。年に数本程度でしょうか。特に韓国映画は2本程しか観ていなかったと思います。そんな僕が縁あってシネマート心斎橋で働く事になり、韓国を筆頭に様々なアジア作品に触れ、今ではすっかり虜になってしまいました。

初めて開場案内をした『悲しみよりもっと悲しい物語』。沢山のお客様がいらっしゃる中、緊張しながら渡されたメモを頼りに案内をいたしました。野村が冗談で言った「開場案内はオーバーな身ぶり手振りでやるんやで」という言葉を本気にし、1度だけ手振りを付けて案内した事は、恥ずかしい思い出です。

現支配人よりDVDをお借りして観た『オールド・ボーイ』、公開時に劇場で観た『息もできない』あたりから韓国映画に魅せられ、ジャンルに拘らず色々と観させていただきました。個人的には韓国映画の生々しい描写、人間の本質をえぐる様な演出のものが好みなのですが、ラブストーリーでもコメディでも何でも本当にクオリティが高く、観る度に心踊りました。

まだまだ日本では、ポピュラーと呼べるまでに韓国映画は浸透していないのかも知れません。
ですが、必ず韓国映画・アジア映画はもっともっと広がっていけると信じています。映画にあまり触れてこなかった僕が、これだけ魅了されたのですから。

これからも皆様に映画を通じて、沢山の色々な感情をお届けできる様、精一杯劇場を盛り上げていきますので、変わらずシネマートを愛していただけますと幸いです。




シネマート10周年 特設サイト

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